当社グループは、「省エネルギー」「地球環境対応」「セキュリティ強化」への取組を経営理念のなかで掲げています。近年は社会のサステナビリティに対する関心・期待が世界的に広がっていますが、私自身は、事業活動を通じた社会のサステナビリティへの貢献、持続可能なモノづくりについて、これまでも常に思いを巡らせてきました。

具体的には、当社グループの主要なビジネスでもある、使いやすく持続可能な輸送システムを提供することによって「公共交通」を発展させることが、自家用車の利用を減らすこと、それによる省エネ、CO2削減に貢献していくことにつながっていくものと考えています。また脱炭素社会への貢献という点では、当社グループはエネルギーマネジメントシステム領域での開発を通じて貢献できるのではないかと思います。

「お客様に実直に寄り添って、様々な提案をしながらお客様のご要望を実現していく」というのがレシップグループらしいビジネスのスタイルだと思っています。

経営環境としては、極めて厳しい時代ですが、そのなかでも当社のシーズがあるAFC、TMS、EMSの分野を極めることで、公共交通のみならずスマートシティに関するビジネスへと事業領域を広げ、「快適な日常の実現」に向けて、線から面へ、より広がりのあるビジネスモデルへと変革していく所存です。

あらたな時代に向けて、これからも社会から求められる企業であり続けるために、ビジネスモデルを変革していくレシップグループにどうぞご期待ください。

レシップホールディングス株式会社
代表取締役社長
杉本眞