巻線式ネオン変圧器

巻線式ネオン変圧器

概要

小型・軽量化でさらに使いやすくなりました。高力率で大型看板に最適です。

PCB含有に関するお問い合わせについて

仕様

一次電圧(V) 100
二次電圧(V) 15,000 12,000
型式 100-A-15HCS 100-B-15HCS 100-A-12HCS 100-B-12HCS
周波数(Hz) 50 60 50 60
定格負荷時 一次電流(A) 1.6 1.2 1.25
容量(VA) 160 120 125
二次短絡時 二次電流(mA) 20 20
容量(VA) 170 130
質量(kg) 7.7 7.6
一次電圧(V) 200
二次電圧(V) 15,000 12,000
型式 200-A-15HCS 200-B-15HCS 200-A-12HCS 200-B-12HCS
周波数(Hz) 50 60 50 60
定格負荷時 一次電流(A) 0.8 0.6 0.65
容量(VA) 160 130 125
二次短絡時 二次電流(mA) 20 20
容量(VA) 170 130
質量(kg) 7.7 7.6
最大点灯管長  単位 管長:m、管径:mm
機種 管種 ネオン管 アルゴン管 混合管
φ10 φ12 φ14 φ10 φ12 φ14 φ10 φ12 φ14
15,000V 6.0 8.0 10.0 7.0 10.0 12.0 7.0 10.0 12.0
12,000V 4.5 7.0 8.0 5.0 8.0 10.0 5.0 8.0 10.0

測定条件

  • 周囲温度 20℃
  • 管種   直管
  • 封入ガス圧
    • ネオン管  10mmHg(13.3hPa)
    • アルゴン管  8 mmHg(10.7hPa)
    • 混合管   6~7 mmHg(8.0~9.5hPa) (アルゴンガス7:ネオンガス3の混合ガス)

最大点灯管長は周囲温度、放電管の曲げ角度、曲げ回数、封入ガス圧等により異なります。
また、1.5m未満の短い放電管を多く接続した場合も、上記最大点灯管長は変わります。


巻線式ネオン変圧器PCB含有に関するお問い合わせについて

PCB含有について
弊社の巻線式ネオン変圧器は、力率向上のため、コンデンサ部に絶縁物質としてPCB(ポリ塩化ビフェニル)を用いておりましたが、PCBの危険性が大きな社会問題となり、1972年(昭和47年)にPCBの使用を停止しております。1973年(昭和48年)以降に製造された巻線式ネオン変圧器にはPCBを使用しておりませんが、製造過程で意図せず微量のPCBが混入している可能性を完全に否定出来ないため、微量混入の恐れ有りと判断し、PCB非含有の判定を1986年製以降と定めております。1985年以前に製造された巻線式ネオン変圧器においては、適切な処置が必要となります。

PCB含有の判定について
巻線式ネオン変圧器の製品銘板には、製造年月を刻印しております。一部の機種は本体の形状でも判断が可能です。詳細につきましては、下記外形図をご参照ください。製品銘板が読み取れない物につきましては、判定ができませんのでご注意ください。

判定基準

含有(高濃度)判定=1972年以前の生産品
含有(低濃度)判定=1973年~1985年迄の生産品
非含有判定   =1986年以降の生産品
※製品本体に貼られた、銘板に製造年月は記しております。

製造年月による外形説明及びコンデンサの位置について

二次電圧:15,12,9kV機種 '68年以降 ポリエステル樹脂(ケース:八角形)
'68年以前 ピッチコンパウンド(ケース:円筒形)
二次電圧:6,3kV機種 '73年以降 エポキシ樹脂(ケース:八角形)
'68年~73年頃 ポリエステル樹脂(ケース:八角形)
'68年以前 ピッチコンパウンド(ケース:円筒形)

二次電圧:15,12,9kV機種

二次電圧:15,12,9kV機種80~85年、86年コンデンサの位置 二次電圧:15,12,9kV機種73~80年、68~73年コンデンサの位置
'68年以前 ケース形状:円筒形

入出力と逆側の位置にコンデンサが配置されています。(73年~80年頃の位置と同じ(ケースは異なります。))

二次電圧:6,3kV機種

二次電圧:6,3kV機種68~73年、73年以降コンデンサの位置
'68年以前 ケース形状:円筒形

入出力と逆側の位置にコンデンサが配置されています。(73年以降の位置と同じ(ケースは異なります。))

PCB含有変圧器の廃棄について

環境省が定める規定において、適切な処理が必要となります。

処理事業者:JESCO(中間貯蔵・環境安全事業株式会社)
PCB(ポリ塩化ビフェニル)廃棄物に関する法令)
PCB廃棄物適正処理推進に関する検討委員会