岩手県交通で路線バス運行支援ユニット「LIVU」の運用を開始

2024年11月1日


レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞、以下:レシップ)は、岩手県交通株式会社(本社:岩手県盛岡市、代表取締役会長兼社長:本田 一彦、以下:岩手県交通)において、2024年11月1日(金)より、岩手県交通が運行する盛岡中心市街地循環バス「でんでんむし」に路線バス運行支援ユニット「LIVU」を導入します。
「LIVU」は、GPSの位置情報を基に、車内放送や運賃表示器、運賃箱等の運行に関わる機器を一括で制御し、自動更新する運行支援システムです。
これまで運転士が手動で行っていたバス停案内作業を「LIVU」の自動歩進機能を活用し、自動化することで、バス停案内更新漏れによる運賃の誤収受やバス停の誤案内を防止できるため、より安心してバスをご利用いただけるようになります。また、運転士の業務負担軽減につながり、昨今、社会問題となっている運転士不足や労働環境の改善にも資することを期待しています。

導入開始日 2024年11月1日(金)
試験導入路線 盛岡中心市街地循環バス「でんでんむし」
路線バス運行支援ユニット
「LIVU」について

メーカー:レシップ株式会社
「LIVU」本体:180㎜×175㎜×50㎜/「LIVU」monitor:198㎜×122㎜

  • GPSの位置情報を受信し、バス車両が事前に設定されているバス停位置から約10m通過すると、車内放送・運賃表示器・運賃箱を自動で更新します。
  • 迂回運行や道路工事等で、通常のバス停を通過しない、バス停が事前に設定されている位置から変わっている等の場合は、従来通り、運転士が手動で更新作業を行うことが可能です。
  • 今後はダイヤデータとの連携を図ることで、「LIVU」monitorへ各停留所名と発車時刻を表示し、遅延状況の確認や早発の防止も目指してまいります。
本件に関するお問合わせ先

レシップグループ お問い合わせ窓口
TEL 058-324-3121/FAX 058-323-2597