クラウド型デジタル情報配信システム「CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)」が2023年度グッドデザイン賞を受賞

2023年 10月5日

レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞)は、バスターミナルなどでバスの発着案内などを複数の表示器に配信するクラウド型デジタル情報配信システム「CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)」が、2023年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞したことをお知らせします。
バス事業者と利用者双方の利便性向上を目指した取り組みが評価され、システム・サービス部門において本件を受賞しました。

CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)が2023年度グッドデザイン賞を受賞
CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)について

CMPは、遅延情報や緊急情報など、即時性が求められる情報やデジタル広告などの映像情報をクラウド上に集積し、遠隔地にある多数の表示器に自在なレイアウトで表示させることができるクラウド型のデジタル情報配信プラットフォームです。

CMPは、時刻連動タイムテーブル表示、多言語表示、タッチパネル表示などに対応した高機能な画面デザインや表示デザインを画面上で確認できるプレビュー機能など、充実した編集機能を有しています。また、動画/静止画コンテンツの配信スケジュール設定機能や、配信結果のレポート作成機能など広告管理に必要な機能も充実しています。

CMP(コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム)GOOD DESIGN受賞内容

これらの機能はCMPクラウドプラットフォーム上に独立したWEBアプリケーションとして提供されます。今後様々な市場ニーズに応える新たなWEBアプリケーションを追加していくことによって、さらに幅広い市場に対応できる高機能システムへの成長を目指します。

CMPデザインのポイント
  • 表示器の運用の変更に合わせて、運行管理者自らがレイアウトやアイコンを直感的に変更できます。
  • 表示内容の間違いを防ぐため、読み込んだ運行表を乗客向け表示器のデザインでプレビューできます。
  • 急な「運休」「遅延」「優先走行」「増便」「乗り場変更」に即時対応できるUIになっています。
審査委員からのコメント

バスの運行には、運休、遅延、増便、乗り場変更など、実は変更がつきものだ。そういった変更の際、生活者に即時対応できるよう開発されたのが本サービスである。実際のオペレーションをしっかり分析しているからこそ、コーディング不要、エクセルとの互換性も担保、プレビューにより事前確認できるなど、運用側の負担を減らす工夫がなされている。運用側のミスをなくしたいという思いと、見る側のもっと便利になればいいという思いの重なりを生み出す仕組みだと高く評価している。

グッドデザイン賞とは

グッドデザイン賞は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する、1957年に創設された日本で唯一の総合的なデザイン評価・推奨の仕組みです。デザインを通じて産業や生活文化を高める運動として、国内外の多くの企業やデザイナーが参加しています。受賞のシンボルである「Gマーク」とともに広く親しまれながら、 デザインによって、暮らしや社会をよりよくしていくための活動をしています。
グッドデザイン賞では、理想や目的を果たすために築いたものごとすべてを「デザイン」とし、有形無形のあらゆるものが応募対象となっています。

本件に関するお問合わせ先

レシップグループ お問い合わせ窓口
TEL 058-324-3121/FAX 058-323-2597