富士急バスにスマホ乗車券システムを提供
デジタルサイネージとの連携・多言語表示対応により、富士山エリアを訪れる観光客へのチケット販売業務をDX化

レシップ株式会社（本社：岐阜県本巣市、代表取締役社長：杉本　眞、以下：レシップ）は、富士急バス株式会社（本社：山梨県富士河口湖町、代表取締役：古屋　毅、以下：富士急バス）に、富士急バスが運行する富士登山・富士山周遊観光バスの乗車券などをスマホチケットとして購入・利用ができる専用WEBアプリ「QUICK RIDE for Mt.FUJI」を提供しました。

本WEBアプリは、レシップが提供しているスマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」（ネイティブアプリ）を基盤としたモバイルチケットシステムです。路線バス向けチケットを中心に累計販売枚数19万枚以上の実績がある「QUICK RIDE」の基本機能や操作性はそのままに、富士山エリアを訪れる国内外からの観光客向けに特化したアプリダウンロード不要のWEBアプリとして、6か国語での表示に対応し、使いやすさを追求しました。

また、本WEBアプリの提供にあわせて、レシップが提供するデジタルサイネージシステム（CMP）と組み合わせた情報発信を行います。各発着停留所に設置されたCMPでは、バスの運行情報や発着案内をリアルタイムで表示するほか、本WEBアプリでのチケット購入・利用方法を多言語で周知することにより、販売窓口における業務負担軽減や混雑緩和に貢献するDXソリューションを実現します。

WEBアプリイメージ

デジタルサイネージイメージ

QUICK RIDE for Mt.FUJIサイトはこちら

「QUICK RIDE for Mt.FUJI」について

「QUICK RIDE for Mt.FUJI」は、富士急バスが運行する富士山を発着するバスを中心に、エリア内の観光に便利な各種チケットをスマホで購入できる地域専用WEBアプリです。
チケット購入・利用のためにスマホにアプリをダウンロードする必要がなく、観光地やイベントなどでの利用の際に便利な仕組みです。ユーザー登録操作の簡便化のため、SNS・Webサービスアカウントを利用したソーシャルログイン機能にも対応しています。
また、多言語表示（日本語・英語・繁体中国語・簡体中国語・韓国語・ベトナム語）が可能であり、チケットの購入から利用まで、それぞれの言語で操作できます。日本語に不慣れなインバウンド観光客にも安心してご利用頂けるだけでなく、バス乗務員・窓口係員の負担軽減や、チケット購入のための待ち時間解消にもつながります。

サービス概要

利用開始日	2023年7月3日（月）以降
取扱チケット	パーキング⇄富士山 往復券　富士山パーキング⇄富士スバルライン五合目（大人2,500円、小児1,250円） 富士山駅⇄富士山 往復券　富士山駅／河口湖駅⇄富士スバルライン五合目（大人2,800円、小児1,400円） 河口湖・西湖・本栖湖周遊 2日間河口湖・西湖・本栖湖エリア共通フリークーポン（大人1,700円、小児850円） ふじっ湖号2日券 2日間富士吉田・忍野八海・山中湖周遊クーポン（大人1,700円、小児850円） ※今後、上記以外のチケットにつきましても追加を予定しております。

アプリの使用イメージ

レシップは、スマホ乗車券アプリ「QUICK RIDE」を基盤として、各事業者様のニーズに合わせた最適なチケッティングシステムの提供を目指しています。レシップは、引き続き、バスや鉄道の先に広がる、街のにぎわいや人の交流の活性化に貢献する製品・システムの開発に取り組みます。

「QUICK RIDE」について

｢QUICK RIDE｣は、バスや鉄道のチケットを、スマホで販売・購入・利用できるアプリです。利用者はチケットをアプリ上で事前にキャッシュレスでチケットを購入し、乗車時または降車時にスマホに表示されたチケットを乗務員・係員に見せることで利用できます。チケットの購入から利用までを非接触で完結でき、事業者も紙券と比較して販売や管理の業務負担を軽減できるため、事業者・利用者双方の利便性向上につながります。

一日券や周遊券などの観光客向けチケットだけでなく、運賃算出が複雑な定期券や回数券といった日常的に利用されるチケットについても対応しており、2020年よりサービスを開始して、全国のバス・鉄道での採用実績20社局以上、累計ダウンロード数5万回以上、累計販売枚数19万枚以上の実績があります（2023年６月現在）。