東京駅八重洲口JR高速バスターミナルに発着案内表示システムを提供
クラウド型デジタル情報配信システムにより、運行管理業務のDXに貢献します

2023年 04月26日

レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本 眞)は、ジェイアールバス関東株式会社(本社:東京都江東区、代表取締役社長:小塙 隆一)が運営する東京駅JR高速バスターミナルにおける発着案内表示器向けに「コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム(CMP)」を提供しました。

東京駅八重洲口JR高速バスターミナル乗り場
乗り場(9画面)
東京駅八重洲口JR高速バスターミナル八重洲口南口
八重洲口南口(3画面)
東京駅八重洲口JR高速バスターミナル切符売り場 カウンター
切符売り場 カウンター(4画面)
東京駅八重洲口JR高速バスターミナル切符売り場入口
切符売り場入口(2画面)
コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム(CMP)について

CMPは、複数の拠点から配信される時刻表や緊急情報など、即時性が求められる情報やデジタル広告などの映像情報をクラウド上に集積し、遠隔地にある多数の表示器に自在なレイアウトで表示させることができるクラウド型のデジタル情報配信プラットフォームです。

CMPは、時刻連動タイムテーブル表示、多言語表示、タッチパネル表示などに対応した高機能な画面デザインや表示デザインを画面上で確認できるプレビュー機能など、充実した編集機能を有しています。また、動画/静止画コンテンツの配信スケジュール設定機能や、配信結果のレポート作成機能など広告管理に必要な機能も充実しています。

これらの機能はCMPクラウドプラットフォーム上に独立したWEBアプリケーションとして提供されます。今後様々な市場ニーズに応える新たなWEBアプリケーションを追加していくことによって、さらに幅広い市場に対応できる高機能システムへの成長を目指します。

東京駅八重洲口JR高速バスターミナルシステムイメージ図
イメージ図
コンテンツ・マネージメント・プラットフォーム(CMP)の特徴
  • ロケーションフリー
    各事業者の運行予定などの登録を、遠隔地にあるオフィスから独立して行って頂くことが可能です。デジタル広告の設定/配信作業も、広告配信担当者が、遠隔地から行うことが可能です。現地に出向く必要がなく、業務の効率化につながります。
  • ユーザー権限の設定機能
    バス運行管理業務、広告配信業務、各事業者の作業などそれぞれの業務に合わせ、機能を制限したアカウント管理を行うことができます。
  • 将来の拡張性に優れたクラウド型システム
    バス車内へのデジタル広告配信や、他のバス発着拠点への運行予定案内にシステムを拡張する際にも、表示器を増設していただくだけで、容易にシステムの拡張が出来ます。
  • 各バス運行事業者自身での運行予定表登録による業務の効率化
    東京駅JR高速バスターミナルでは、複数事業者のバスが発着しています。これまでは、バスターミナルに乗り入れる各バス事業者が平日用・土日祝用・特定日用・運休予定など必要な数の運行予定表を作成し、ジェイアールバス関東の担当者が集約した上で、運行予定表の登録作業を行っていました。
    CMPを活用することにより、各バス事業者が直接CMPに運行予定表を登録するだけで、指定日の運行予定表が自動的に生成されるため、運行予定表の集約作業が効率化できるようになります。
  • 柔軟で多様な案内表示による乗客の利便性向上
    刻一刻と変わる運行状況に合わせ、任意のタイミングで表示させる画像や動画を組み合わせ、シーンに合わせた案内表示を掲示します。通常表示以外にも、乗車案内、デジタル広告、多言語、緊急時の案内など各事業者のニーズに合わせ、柔軟な表示が可能です。
    東京駅八重洲口JR高速バスターミナルシステムイメージ図

CMPは、駅やバス停専用のシステムではなく、周辺の商業・公共施設など使用場所やシーンを問わず、事業者の多様なニーズに合わせた利用も可能です。引き続き、バスや鉄道のその先に広がる街のにぎわいや人の交流の活性化に貢献できる更なる製品・サービスの開発に取り組みます。

本件に関するお問合わせ先

レシップグループ お問い合わせ窓口
TEL 058-324-3121/FAX 058-323-2597