駅構内に地上設置型の整理券読み取り機能付き運賃箱を納入
~ワンマン列車利用客の運賃支払いをスムーズに~

2017年 10月18日

レシップホールディングス株式会社の連結子会社レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本眞)は、東海旅客鉄道株式会社からの依頼に応じて、 豊橋駅の改札口に整理券読み取り機能付き運賃箱を納入しました。この運賃箱は、2017年10月5日より運用が開始されています。

乗客がワンマン列車の無人駅から乗車する場合は、列車内で発行される整理券を取り、降車駅が有人駅の場合は駅の改札口で精算をします。その場合、 降車駅にある自動改札機や自動精算機は整理券を読み取る機能がないため、乗客は駅係員のいる窓口で整理券を提示し、駅係員が整理券に印刷してある乗車駅を確認して、 運賃を計算して精算しているのが一般的です。今回納入した、東海旅客鉄道株式会社の豊橋駅は飯田線の始発・終着となる駅であり、飯田線の無人駅からの乗客が駅係員のいる窓口で精算をしていることから、 精算の順番を待ち混雑する状況が目立っており、精算業務の迅速化による利便性の向上が求められていました。

このたび納入した運賃箱は、列車内で発行されるバーコードつきの整理券を投入することにより、運賃が自動計算されることから、乗客自身によるスムーズな精算が可能です。 レシップ株式会社はバス用運賃箱の開発メーカーとして、全国各地の路線バスに整理券読み取り機能付き運賃箱を納入しています。この技術を活用し、整理券発行器に印字されたバーコードを瞬時に読み取ると同時に、 即時に硬貨を計数する地上設置型の運賃箱を制作しました。

レシップ株式会社は、今後もバスや鉄道を利用する乗客の利便性の向上につながる製品の開発を進めてまいります。

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