バス用のカラーLED式行先表示器を開発

2014年 12月23日

レシップホールディングス株式会社の連結子会社レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本眞)は、日本で初めて、路線バス用のカラーLED式行先表示器を開発しました。 2015年度に、年間3,000個の受注を目指しています。

本製品は、バス車両の前面、側面、後面に設置し、路線番号や路線名、経由地のバス停名などを表示する機器です。これまでの表示色は黄色のみでしたが、このたびのカラー化により、 文字色に白色LEDを使うことができるようになり、視認性が向上しました。また、赤・青・緑など多彩な色を用いて、沿線地域の観光地や施設の絵、自治体のマークなどを表示することも可能となり表現の幅が広がりました。

現在、国内約5万6千台のバス車両に行先表示器が搭載されていますが、このうちの4割は字幕式の行先表示器、6割は単色のLED式行先表示器が使われています。 1990年代までは字幕式が主流でしたが、2000年代に入り、メンテナンスが容易なLED式行先表示器が普及しました。 しかし、一部のバス事業者は、路線を番号と色で区分しており、単色のLED式行先表示器では置き換えることができない状態となっています。 そこで、多彩な色を表現できるカラーLED式行先表示器を発売することで、LED式への代替を促進していきます。

 レシップグループは、今後も、バス用電装機器のトータルサプライヤーとして、乗客の皆様にとってわかりやすく利用しやすい製品の開発に取り組んでまいります。

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