レシップ、名古屋市交通局様よりバスロケーションシステムを落札

2013年 4月2日

レシップホールディングス株式会社の連結子会社レシップ株式会社(社長:杉本 眞、本社:岐阜県本巣市)は、名古屋市交通局様よりバスロケーションシステムを落札しました。

現行のバスロケーションシステムのサービスを再構築するとともに、地震災害に備え、新たに気象庁の緊急地震速報を導入します。 災害発生時、本庁、営業所、バス車両の表示機器にて緊急地震速報の閲覧を可能とすることで、バス事業者様における災害情報の共有に寄与します。

当社は2012年6月にバスロケーションシステムの分野に参入し、国内では2件目の納入となります。

1.落札の概要
         
件名 バス運行総合情報システムの開発の委託及び運用保守の委託
落札金額 約1億36百万円
落札日2013年3月29日
運用開始 2014年4月
対象車両 名古屋市交通局様のバス車両 1,012台
名古屋ガイドウェイバス様のバス車両(ゆとりーとライン) 25台
2.新システム導入の背景

現行のバスロケーションシステムは、高コストな維持管理費がかかっており、老朽化による保守の継続が困難となってきています。 また、総務省の周波数帯の利用規制により、DMCA(Digital Multi Channel Access)無線が使用できなくなることから、本システムの再構築が必要となりました。

3.新システムの概要
  • WEBバスロケ
    本庁、営業所に設置してある運行管理パソコンにて、系統毎の最新のバス位置・バスの車号を参照できます。 また、利用者がWEBサイトにて市バス接近情報システムを閲覧できます。
  • 非常通信
    本庁、営業所から、運行中の車両に任意のメッセージを送信し、乗務員が表示機器で閲覧できます。 また、本庁もしくは営業所と乗務員が音声による通話ができます。本庁と営業所の音声通話は、優先通話の設定回線とし、災害時にもつながりやすくなります。
  • 緊急地震速報
    気象庁からの緊急地震速報を受信し、本庁、営業所、バス車両の表示機器にてその内容が閲覧できます。受信時には専用着信音が鳴ります。
  • 基幹バス(市バス・名鉄バス)接近表示機能
    基幹バスの24停留所に設置したLED式表示機器に、バスの接近情報が表示されます。
本件に関するお問合わせ先

レシップグループ お問い合わせ窓口
TEL 058-324-3121/FAX 058-323-2597