【東京駅】わかりやすい表示と簡単な操作により業務が効率化

アイコンやお知らせ、便の詳細情報などを表示し、バスターミナルを利用するお客様にとってわかりやすく、運用としても業務が効率化されるシステムを実現。

ジェイアールバス関東株式会社 様

お話を伺った方
総務部 課長 押元 里史 様
東京営業支店 総括運行管理者 和田 義樹 様

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ジェイアールバス関東株式会社様は、東京駅八重洲南口のJR高速バスターミナルの運営をされています。以前もデジタル運行案内システムの運用をされていましたが、経年劣化によりシステムをリニューアルすることになり、CMPのデジタル運行案内システムを導入されました。CMPの導入による業務の変化や、バスターミナルを利用するお客様の反響、広告の運用について、お二人にお話を伺いました。

  

解決したかった課題

以前までの運行案内表示は、経年劣化で見えづらくなっており、お客様から質問される事が多かった。また、システムの操作が属人化しており、一人の担当者しか操作ができなかった。

  

CMPを選んだポイント

バスの運行案内表示としての基本機能が備わっていることはもちろん、将来性があり、使い勝手の良いシステムであること。

  

  

導入後の効果

アイコン表示などのわかりやすい表示により、お客様からの質問が減少した。簡単な操作で臨時運休や遅延などに対応できるため、業務が効率化し、属人化も解消された。

  

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わかりやすい表示と使い勝手の良いシステムを目指して

- バスターミナルでは以前からデジタル運行案内システムを運用されていましたが、その表示器やシステムをリニューアルした経緯についてお聞かせください。

元々ここのバス乗り場ができた時にリニューアルした機器をずっと使い続けていたのですが、経年劣化で画面が映らなくなったり、ぼやけてきたりしていたので、リプレースをしようということになりました。

- 以前のデジタル運行案内表示にはどのような課題がありましたか。

今までは表示器が暗く、わかりづらかったので、窓口や外の案内係にお客様から質問されることが結構多かったです。また、当日に臨時便が出たりすると、それを表示に反映させるのに、データごと変える必要があり、面倒でした。

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- CMPを選んでいただいた理由は何でしたか。

以前までの基本機能は踏襲していただいた上で、将来性や使い勝手の良さというところに重きを置いて各社さんのシステムを比較した結果、CMPを選ばせていただきました。また、今までは一人の担当者しか操作ができなかったので、属人化を解消して、誰でも操作できるようにするというところも重視しておりました。

- CMPを実際にご使用いただいた感想をお聞かせください。

行き先と空席案内、便に関する情報などが表示できるので、お客様に案内できる内容が増えました。多言語も流れているので、外国の方にも表示器を見ていただいていますし、本当に良くなって便利です。また、アイコンで交通系ICカードのマークや飛行機のマークを表示したり、マル・バツ・サンカクで空席情報を表したりもして、わかりやすくなっていますし、お客様からも好評で、質問をされることが減りました。

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作業効率が向上・やりがいも感じるように

- 作業効率は向上しましたか。

本当に前より楽になりまして、遅延や臨時運休が発生したときも、ボタン一つの操作でできるので、断然操作が早くなりましたね。前だと、2〜3分かかった作業がもう今だと30秒でできるので、業務が効率化されました。

操作については、最初にきちんと説明を受ければ全員できるようになりましたし、臨時便が出たときも速やかに対応できていて、前まで担当者が休みの時はどうしようみたいなことがあったのですが、もうそういう事がなくなりました。

- 業務に変化はありましたか。

前ではできなかったことができるようになって、よりお客様にとって見やすい表示にするにはどうしようか、ということも考えるようになりました。路線によってはバス停の数が違うのですが、便の情報が表示できるので、お客様からの質問も減るようにと、停車するバス停を全部表示するといった工夫ができるようになりました。そういった事ができるようになって、やりがいができましたね。お客様にも綺麗になったね、乗り場もわかりやすくなったね、とよく言ってもらえることが嬉しいですね。

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- 広告の運用についてはいかがですか。

広告は前は、システム上3件しか取れなかったので、もっと取りたいと思っても3件が埋まっていると取れませんでした。東京駅なので広告効果は高いのですが、そこがネックになっていました。CMPを導入したことで、それが解消されましたし、乗り場の9台の表示器の広告が一斉に変わると、やはり効果としてはかなりのインパクトがあると思います。

- 今後は自動音声案内などの導入も検討されていますね。

そうですね。なかなか係員が英語などで対応するのが難しいというところがあるので、英語や中国語、韓国語などの音声案内が流せると良いと思っています。

- ありがとうございました。今後もご期待に添えるよう尽力していきます。