オレゴン州ポートランドの公共交通機関向けバス用運賃収受システムを受注
現金特化型の運賃箱を中心とした運賃収受システムにより公共交通の利便性向上に貢献

レシップホールディングス株式会社（本社：岐阜県本巣市、代表取締役社長：杉本眞）の連結子会社LECIP INC.（本社：米国イリノイ州、CEO：長野晴夫）は、オレゴン州ポートランドにてバス、鉄道などの公共交通機関を運営するTri-County Metropolitan Transportation District of Oregon（本社：米国オレゴン州、以下TriMet）より、運賃収受システムを受注しました。

受注金額は約11百万米ドル（約16億円：2023年10月5日現在）であり、運賃収受システムに関する契約期間5年の保守・運用支援も請け負います。2025年に納入、運用開始を予定しています。米国での受注実績としては6件目であり、継続的な受注を獲得しています。

本件は、TriMetが保有する全てのバス（696台）を対象とするもので、バス用運賃箱790台（予備品込）などバックオフィスシステムを含む、現金に関わる運賃収受システム全体を納入します。バックオフィスシステムは、当社が管理するクラウドサービスアカウント上で提供します。

TriMetは、米国オレゴン州ポートランドを中心とするエリアにて、路線バス、鉄道などの公共交通機関を運営しています。路線バス事業は85路線、バス保有台数696台、2022年度の輸送人員は約3,200万人です。

レシップグループは、引き続き北米市場における公共交通機関向けAFC（運賃収受システム）事業を強化し、さらなる実績獲得に努めます。