サステナビリティ

「快適な日常を実現する」ために

当社グループは、経営理念のもと、持続可能な社会の実現と企業価値の向上に取り組むため、マテリアリティを特定し、事業戦略とサステナビリティ課題・目標を一体化しました。これらのマテリアリティのもと、長期ビジョン、中期経営計画に基づいた事業展開を行うことで、当社の強みを活かした新たな価値創造による社会課題の解決を目指します。

サステナビリティ課題・目標(マテリアリティ)

マテリアリティ(課題) 目標 関連するSDGs
E 使いやすく持続可能な輸送システムの提供
  • 公共交通の利便性向上
  • キャッシュレス化の推進
  • 運転士の負荷軽減への貢献
  • MaaS の実現に貢献する乗車券購入アプリ
  • QUICK RIDE の機能拡張
  • キャッシュレス運賃収受システムの開発
  • 利便性を向上させる乗客案内システムの開発
  • 運行支援システムLIVU の導入推進
脱炭素社会への貢献
  • EMS 事業の育成
  • 再生可能エネルギーの活用推進
  • 製品の小型・軽量化、低CO₂ 化
  • 温室効果ガス排出量の削減
  • 充電器システム化製品の上市
  • 工場内フォークリフトへの再生可能エネルギーの活用実験
  • 環境負荷を意識した製品設計
  • 太陽光発電設備の設置と蓄電システムの活用によるエネルギーの有効活用
S 持続可能なものづくり
  • 環境負荷物質の削減
  • 製品の品質向上
  • サプライヤーとの関係構築
  • 地域社会との共生
  • 環境設計ガイドラインに基づいた製品開発
  • 品質マネジメントシステムの運用による信頼される製品の提供
  • グリーン調達ガイドラインの共有と実現
  • 地域住民との交流による相互理解の促進
働きがいのある職場づくり
  • ダイバーシティとインクルージョン
  • 人材育成
  • 従業員エンゲージメントの向上
  • 多様な人材の雇用と活用
  • 外国人技能実習生の受け入れ
  • 技術者教育の充実によるエンジニア人材の育成
  • 働きやすい環境、制度の整備
G 高い企業倫理を徹底するための体制づくり
  • 誠実で公正な事業活動
  • コーポレートガバナンスコードを活用したガバナンスの強化
  • 情報セキュリティの強化
  • 適切なルールの制定とコンプライアンス意識の向上
  • コーポレートガバナンスコード改訂への対応
  • ISMS(情報セキュリティマネジメントシステム)の運用

マテリアリティの特定

当社は、取り組むべきマテリアリティについて以下のプロセスで分析を行い、特定しました。特定したマテリアリティについては、今後も適宜見直しを行っていきます。

マテリアリティ特定プロセス
課題のリストアップ

当社事業が関連する外部環境の変化やトレンド、SDGs やTCFD など国際的なフレームワークやガイドラインなどを参照しながら、当社が事業活動を継続し、持続的な成長を続けるために検討すべき課題を広範囲にわたりリストアップ しました。

課題の特定

抽出した課題について、当社および当社のステークホルダーにとって重要度が高い項目を選定しました。選定した項目に対して、当社が事業活動を通して、特に注力して解決に貢献すべき課題を社内関係者で検討を重ね、サステナビリティ課題・目標として特定しました。

課題へのアプローチ

特定した課題についてリスクと機会の両面を捉え、課題解決を目指す中でビジネスチャンスを創出することで、社会的価値と経済的価値の両立の実現を目指します。また、今後も内外の環境変化を踏まえ、課題について定期的な見直しを実施していきます。