バス用関連機器において、初のエコリーフ環境ラベル取得

No. DH-11-001

レシップ株式会社は、バス用LED式室内灯（SL-A80-LED1）のエコリーフ環境ラベルを取得しましたので、お知らせいたします。エコリーフ環境ラベルの取得は、 バス機器業界においては初めての取得となります。

当社グループは、設立当時からバス用蛍光灯の開発に携わっており、現在では、国内路線バスの約７割に、当社グループ製の蛍光灯が採用されています。 また、LEDの急速な普及に伴い、蛍光灯と同程度の明るさでかつ省エネ効果の高いLED灯を開発し、バス用室内灯のLED切り替えの提案を進めています。

このたびのエコリーフ環境ラベルの取得により、環境負荷データを定量的に算出・開示することで、環境問題への取り組みの一助とし、 バス用LED式室内灯の普及を促進していくとともに、他のバス用機器についてもエコリーフ環境ラベルの取得を目指してまいります。

エコリーフ環境ラベル取得にかかる当社の活動等

エコリーフ環境ラベルプログラムは社団法人産業環境管理協会(JEMAI)が運営するタイプⅢ型環境ラベル認証制度で、LCA（ライフサイクルアセスメント）によって得られた 製品の定量的環境影響データ（温暖化負荷（CO2排出量）、酸性化負荷(SO2排出量)、エネルギー消費量など）を認証・公開するものです。

当社では、製品の生涯の環境負荷を定量的に調べるために、それぞれの場面での環境負荷を細かく調査するLCA手法を2008年度から導入しました。 場面ごとに改善すべき課題を明確にしながら、製品ライフサイクル全体で低CO2製品の提供に向けた活動を推進しています。

今回、エコリーフ環境ラベルを取得したバス用LED式室内灯は、CO2排出量は679.09kgとなっており、従来の蛍光灯と同等の明るさで、 かつ消費電力及びCO2排出量は約50％の削減が可能となります。

※製品使用条件は、30,000時間（10年使用、300日／年、10時間／日）として計上しています。