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杉戸取締役、野々村執行役員の対談 「今後当社が取り組むべき課題」
はじめに
 当社は『「省エネルギー・地球環境対応、セキュリティ強化」を通じて、快適な日常を実現するための製品・サービスを社会に提供する』という経営理念に基づき、事業活動を展開しています。公共交通に関わる機器、システムを提供している当社の事業活動そのものがCSR活動に通じていると認識しておりますが、CSR活動という視点で、今後当社が取り組むべき課題について、杉戸取締役と野々村執行役員で対談しました。
経営理念を実現するために、どのようなことを実施されていますか。
杉戸― 当社が長年取り組んでいるエコ・プロダクツ活動は、文字通り、環境活動と言えます。製品の環境性能を向上させること、製品の省エネ、省資源化は今後も必要なことと考えています。
バス用のLED灯では、エコリーフ活動を通じて把握したCO2排出量や、CO2削減量の見える化、燃料削減量への換算など、環境情報、環境負荷の削減量について積極的に社外に開示してきました。

野々村―LED灯では、LCA手法を用いて環境性能を上手く開示することができましたが、運賃箱や表示器では、機器の高機能化、フルカラーLED化などにより、10年前の機器と比較すると、消費電力やCO2排出量が増加しています。先日の環境指導会の場で議論したように、環境効率の考え方を導入し、製品の機能、価値の向上を反映した環境性能について当社の評価基準を検討し、新しい基準に基づいた評価の実施と情報開示に取り込んでいきたいと思います。  
レシップの考える社会貢献とは
野々村―CSR活動としては、必ずしもエコに拘る必要はないと認識しています。公共交通機関を利用される乗客の皆様にとって利便性のある製品を提供できれば、社会貢献になると考えています。
高齢化社会を迎え、バスのニーズは高まっています。地域住民の移動手段の確保、交通弱者への支援という側面で、当社にできることは何かを考え、解決策を提供することもCSR活動になるのではないでしょうか。

杉戸―公共交通へシフトさせる製品、システムを提供する活動も重要と認識しています。
現在では地方の路線バス会社様の約90%が赤字、鉄道会社様の75%が赤字である現状から「バスを利用したいと思っても、利用できるバスが走っていない」、「利用者が少ないから、路線バスが廃止されていく」という負の循環になっています。
住民の皆様の移動手段の確保のために地方自治体が運行するコミュニティバスも導入されていますが、コミュニティバスの拡大に伴い、自治体の財政負担の増大が問題となっており、より小型な車両を利用したデマンドバス(※1)、デマンドタクシーへの移行が進みつつあります。

野々村―デマンドバスを効率的に運行できる製品、システムを提供できれば、住民の皆様、バス事業者様、地方自治体の方々の利便性を向上させることになるため、社会貢献につながると考えます。

杉戸―当社の製品には、路線バスやコミュニティバス向けの製品は多くありますが、デマンドバスに対応した機器は十分でないのが現状です。デマンドバスには、高機能な運賃箱や降車信号装置(押しボタン)、運賃表示器は不要ですから。
営業の立場としては、路線バスやコミュニティバスが廃止されないよう、バス事業者様や乗客の皆様のニーズを的確に掴み、具体化していくことが第一ですが、今後は、TMS事業をより強化していく必要があると認識しています。例えば、現状のバスにおいてリアルタイムに乗客数を把握し、随時、増便等の対策が行えるようにする等、現在のバスロケーションシステム(※2)にないものを作り上げたいと思います。

野々村―TMSを活用した配車システムなど、現在保有しているアイテムの中にも活用できる技術があるはずです。例えば、コミュニティバスの車内に路線バスへの乗り継ぎ案内を表示するなど、コミュニティバスと路線バスとの連携をサポートするシステムを当社の技術で実現することは可能と思います。

杉戸―都市部では、地方とは異なりバスの利用者様(潜在的な利用者様を含む)は多いため、異なったアプローチが必要です。
観光客向けとしては、PIS(※3)、ICリーダの重要性は益々大きくなっています。東京オリンピック、パラリンピックに向けて、複数の外国語表示に対応した表示器やバスロケーションシステムの開発は必須です。
近年、いわゆるビッグデータの活用が話題になっていますが、ODデータ(O:Origin(出発地)、D:Destination(目的地))を活用したシステムの提供も重要な課題の一つと認識しています。どこのバス停から乗車したお客様がどこのバス停で降車したかを把握することで、バスの運行・配車システムの改善に役立つと考えます。また、お客様の年齢層に合わせたコマーシャルの表示、配信なども可能になると思います。

野々村―ICカードの利用方法としては、医療機関と連携したシステムについてもニーズがあるのではないでしょうか。例えば、近年は病院の診察券はICカード化されていますが、病院の診察券と高齢者向けの無料パスとを一体化させ、路線バスに乗車した時点で病院の受付処理が完了するシステムを提供できれば、バスの利便性は向上するのではないでしょうか。

杉戸―セキュリティという面では、ICカードを使った子供見守りサービス(※4)が今年3月から関東のあるバス事業者様で開始されました。これまで、鉄道駅の改札口の通過情報をメール配信するサービスはありましたが、移動体であるバスの乗車情報を配信するサービスは、日本初となっています。児童、生徒が犯罪に巻き込まれる事件や自然災害・異常気象などの発生により、通学・ 通塾時における保護者様の不安が高まっており、バスの乗車情報の配信のニーズは多いと思います。  
ステークホルダーに向けたメッセージ
杉戸―「CO2排出量削減のため、バスを利用しましょう」と言ってみても、バス社会の発展は望めません。どのようにしてマイカーから公共交通へシフトさせていくかを考え、方策を提示することが当社における重要な課題と捉えています。長年、バスの運用に関わっており、バス車載機器や後方系システムを提供している当社ならではのシステム、サービスを提供していきたいと思います。

野々村―ユーザのニーズを踏まえ、当社独自のシステムを提供することがレシップとしての第一の課題ですが、バス事業を取り巻く社会全体を考えると、当社単独でのシステムに拘るのではなく、バスの利便性向上に向け、時には競合会社ともお互いにオープンな意見交換を行うことなども必要かと思います。
バスの利便性が向上し、バスの利用者数が増えれば、バス事業全体が発展していくはずです。その結果、当社の社会貢献度も増してゆくような好循環が生まれるのではないでしょうか。(野々村)
まとめ
通勤・通学や通院・買い物など日常生活に不可欠な社会・生活基盤として公共交通は重要なツールとなっています。バス用電装機器トータルサプライヤーとして、バス事業者様の課題を解決するだけでなく、乗客の皆様の視点から公共交通の利便性を追求し、それを実現する機器、システムを提供していきたいと思います。

※1 デマンドバス
バスの利用者様の要求に対応して運行する形態のバス。路線バスのように、所定のバス停で乗降を行う 方式のものや、基本路線をベースに、予約に応じて所定のバス停まで迂回する方式、運行ルートは定めず、 予約に応じ所定のバス停間を最短経路で結ぶ方式、運行ルートやバス停等は設けず、指定エリア内で 予約のあったところを巡回する方式などがある。

※2 バスロケーションシステム
バスの時刻表、現在位置、到着時刻等の情報を利用者に提供するシステム

※3 PIS
乗客情報システム(Passenger Information System)

※4 子供見守りサービス
路線バスに搭載されている当社の運賃箱にICカードがタッチされると、乗車日時、お子様のお名前、 路線名、行先、乗車停留所名が保護者様の携帯電話等にメールで配信されるサービス。
特集ライブラリ
2010年
〜レシップの未来像〜
2011年
業界初のエコリーフ環境ラベルを取得
2012年
岩戸工業株式会社様スペシャルインタビュー
2012年
宮城交通株式会社様スペシャルインタビュー
2012年
東武バスセントラル株式会社様スペシャルインタビュー
2013年
バス共通ICカード協会様スペシャルインタビュー
2015年
今後当社が取り組むべき課題
2016年
私たちの暮らしの安心、安全に
2017年
米国に広がるレシップのAFCシステム
対談者
杉戸 庸晃 杉戸 庸晃
レシップホールディングス株式会社
取締役兼執行役員(営業担当)
野々村 良晴 野々村 良晴
レシップホールディングス株式会社
執行役員(品質担当)
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