路線バス用USB充電器「すまぽうと」を開発
~移動中も、手軽に充電~

2017年 04月04日

レシップホールディングス株式会社の連結子会社レシップ株式会社(本社:岐阜県本巣市、代表取締役社長:杉本眞)は、バス利用者の利便性の向上をねらいとして、路線バス用「すまぽうと」を開発しました。 2017年4月1日リリース予定で、2018年度末までに6,000個の受注を目指しています。

本製品は、路線バス車内で携帯電話、スマートフォン及びタブレット端末を充電する装置です。乗客は、路線バス用「すまぽうと」にUSBケーブルを差し込むだけで携帯電話やスマートフォン、タブレット端末を充電することができます。 当社は2015年6月に観光バス用「すまぽうと」をリリースし、多くの反響を頂きました。日常生活での利用が多い路線バスでも携帯電話やタブレット端末を充電したいという乗客の皆様のご要望にお応えするため、路線バス用「すまぽうと」を開発しました。

当社グループは、産業機器事業において無停電電源装置や充電器などの各種電源機器を製造しています。本製品は、その電力変換技術を輸送機器事業において応用した製品で、 安定した電圧で安全に充電を行うことができるよう、制御ICを搭載し、各種保護機能を有しています。

また、観光バス用「すまぽうと」はシート肘掛下部に取り付けるよう設計されていましたが、路線バス用「すまぽうと」は壁面等への取り付けを考慮した設計になっています。下方側面に差込口が設けられており、 乗客が車内を移動する際にUSBケーブルが邪魔にならないよう工夫されています。

当社はこれからも、利便性と快適性を追求した製品のご提供によって、公共交通機関の利用促進に貢献して参ります。